令和7年 新春寒波の宇倍神社で「参拝奉吟」を行う 編集部
吟道翔風流日本吟翔会は、一月十一日に因幡国一の官、宇倍神社に参拝し、境内にて宮司のお祓い、祝詞奏上後、心新たに朗々と神前奉納吟詠を行った。
宇倍神社での新年の神前奉吟は、昭和三十五年の初代宗家佐藤翔風の時代から毎年続けて行って来ており、今年は六十五周年の行事となり、新春の吟翔会の重要な継承の伝統行事の一つとなっている。
今年の奉納吟題は、佐藤宗家による、大伴家持作の和歌「新たしき」、石川丈山作の「富士山」を、佐藤宗家、春菜翔桂総師範、会員ら二十二名が今季一番の寒波、市内十二Cmの積雪模様下、神殿で力強く神前奉納合吟を行わせて頂いた。
宇倍神社金田官司より、″乙巳年の今年は、明日へ、まよわず進化頑張ろう、そして、鳥取県、因幡国一の官、日本吟翔会にとって、内にこもる力強い人々の力、深い絆の下で、わざわいが無く、幸多く、そして、技、心を磨き輝き、伝統芸術が光を頂ける、良き年で有ります様に″との開運招福ヘの祝詞のご発声がなされ、御神札を全員が賜りました。
多くの師範、支部、会員の皆様に参加して頂き、会としての大きな正月の行事を終えられたことを感謝しています。
神前奉納吟の後は、神社境内で参加者全員が写真に納まり解散しました。