令和七年度 定期総会並びに「新春雅詠の集い」開催される 編集部
恒例の令和七年度定期総会並びに新春雅詠の集いを一月十九日(日)の午前に、鳥取市末広温泉、白兎会館「飛翔の間」にて、コロナ対策、インフルエンザ対策を講じる中、会員九十二名の出席の元、無事開催することが出来ました。
◇初代宗家並びに物故会員に対する黙祷
◇総会は岡本副会長の進行で、式次第日程に基づき、まず議長にさくら支部志水賢彰氏を選任し、令和六年度事業、そして決算報告を提案・承認され、続いて令和七年度事業・予算が提案されました。主な事業としては、宇倍神社新春参拝奉吟、新春雅詠の集い、第四十七回吟詠発表大会、支部周年記念発表大会、漢詩碑顕彰祭、昇級・昇段審査会等の開催、全国、中国地区、県内各地での宗家、会員の吟詠発表活動、そして、支部活動を含め、会員増強等、更なる会の活動強化が承認されました。その他、女性部、青年部活動、会報「吟翔六十二号」発刊等の吟詠活動への取り組みも再確認され、会員一同で取り組む計画と致しました。
役員改選では、佐藤会長を再任し、副会長は春莱翔桂ら、常任理事、理事、監事など総延べ役員五十七名が選任されました。その中に、新規に佐藤翔樹氏が副会長に選任され、会の発展に寄与したい旨挨拶されました。その他、若い人員も数名選任されました。
◇続いての免許状授与式は春菜総括副会長の進行で令和七年度取得級位免許状授与六名 段位免許状授与二十九名雅号授与(彰号四名 風号四名)。免許状受与者は、級位、段位ごとに全員が登壇し、彰号、風号も佐藤宗家から授与されました。
◇吟詠始めは伊井野副会長の進行で
一、信条 先導 佐藤翔樹副会長 全員唱和
ニ、会詩合吟(山陰鳥取)初代佐藤翔風作 先導 春菜翔桂総師範全員合吟
三、吟詠始め(吟詩道)松口月城作 佐藤宗家指導
四、宗家挨拶
五、第五十四回全国吟詠合吟コンクール出吟披露(出郷の作)佐野竹之助作 “選抜チーム(十四名)
六、新春吟詠披露(祝賀の詞)河野天籟作 吟士 女性師範部 (富嶽)乃木希典作 吟士 男性師範部
□佐藤翔風宗家挨拶
今年は乙巳(きのとみ)の年、復活と再生の年、細く長く吟道に精進して多くの方と末永くお付き合い願いたい。吟翔会として七十周年の祝賀会が実現した。鳥取市文化賞に次いで、吟剣詩舞道大賞を受賞した。吟を楽しんできて受賞し、身に余る思いである。吟を続けるには健康と家庭円満が大切である。初代宗家が名を広めてくれ、現在に至っている。皆様とともに吟道を歩み感謝している。
○写真は、定期総会、免許状授与式、女性師範・男性師範披露吟詠、お楽しみ抽選会の様子です。