吟道翔風流日本吟翔会の歩み

昭和10年5月
初代宗家(故)佐藤三郎(翔風)は17歳で関西吟詩同好会鐘紡淀川支部に入会、以来吟道即是人生として修業を重ねる。
昭和13年5月
第1回愛国詩吟総連盟主催の吟士権大会に出吟、入賞を成す。
昭和24年4月
紫洲流日本明吟会本部初代秦紫洲宗家から吟号「紫風」を授与される。
昭和28年5月
第8回愛国詩吟総連盟主催の吟士権大会に出吟(第2部)12位に入賞する。
昭和28年10月
佐藤紫風師が愛する故郷鳥取で詩吟師範として鳥取詩吟同好会を発足、佐藤紫風自ら主宰する。
昭和31年10月
同好会を「紫洲流鳥取明吟会」と称し、会長佐藤紫風として鳥取道場を開設する。
昭和35年1月
宇倍神社拝殿にて鳥取明吟会として会長以下会員有志による新春奉吟を行う。以降毎年参拝し平成29年1月には58回目を迎える。
昭和37年6月
佐藤紫風、第17回愛国詩吟総連盟主催の吟士権大会(第2部)に出吟、見事に優勝されて吟士権獲得、文部大臣表彰受賞。
昭和62年2月
紫洲流鳥取明吟会を鳥取紫風会と改名する。
平成元年 1月
鳥取紫風会を発展的解消して吟道翔風流日本吟翔会と改名、ここで佐藤翔風宗家を襲名して独立新生の吟詩会を発足、宗家佐藤翔風が会長就任。本会の礎を成す。
昭和52年11月
昇級昇段審査会を実施。以降毎年開催し、更なる吟道の向上に努めている。
昭和56年1月
財団公認鳥取県吟剣詩舞道総連盟発足
昭和59年1月
女性部発足、発足以来、毎年独自の研修会を開催し、女性会員の教養を高めると共に、各種大会の裏方を支え、いつもスムーズな大会運営に努めている。
平成13年8月17日
吟道人生に生涯をかけ愛する故郷鳥取の地に吟道文化の種を撒き、育て、成長、大活躍される中で初代宗家佐藤翔風(三郎)師とは会員一同悲しい永久のお別れとなった。享年83歳
平成16年3月
二代目宗家襲名披露式典・全国吟詠剣詩舞道を県民文化会館梨花ホールで開催、祝賀会場を白兎会館飛翔の間で開催、式典で吟道翔風流日本吟翔会会長、佐藤彰徳(翔徳)が二代目宗家佐藤翔風を襲名したことを報告されました。
平成20年11月
初代宗家(故)佐藤翔風師作「久松山懐古」の漢詩碑を鳥取市武道館敷地内に建立。
平成25年6月
鳥取市文化団体協議会主催の出前講座、吟詠部門を吟翔会が担当することが決まり(第一回)を市立面影小学校、日進小学校で講座開催(構師)会長佐藤翔風、大変好評で毎年各小学校で講座開催している。
平成26年11月
創流60周年全国名流剣詩舞道大会を県民文化会館梨花ホールで開催、公益財団日本吟剣詩舞振興会会長、菅原道雄会長をはじめ全国でも名高い諸先生方に来て頂き盛大な記念大会となった。